Linux デスクトップ、向いている用途
Webブラウジング
Linuxは Firefoxと相性がよく、軽快に動作します
アスキーアートも崩れず見られます
趣味の創作、古いゲーム、プログラミング
アスキーアートはLinuxのWine上のテキストエディタでも
Webサイト、Windowsのエディタと同様に表示できます
monaフォントが必要ですがコマンド 1行で 2秒で入れられます
(しかしWineのインストールはMint 20では上手くいくものの
Ubuntu23.03ではリポからは依存関係の対立で上手く行かない…
Wineの公式の方法だと入れられました)
サクラエディタ 2 4 0、(´Д`)Edit、Auto_v5、Elonaも動かせます
(サクラエディタでもmonaフォントを使います、Mint20 UTAUインスト出来なくなりました)
アスキーアートずれテスト
2Dペイント系ソフトはPintaが使いやすいです。Gimp、Kritaは
使いやすさはいまいちですが、とても高機能です
Gimpは様々なファイル形式(Mac,iphoneのHEIC)を開いて
pngに変換したり、アニメーションgifも作れます
(いずれもアプリのメニュー → エクスポートで行う)
しかし絵描きは板タブで描いたりスクショの編集くらいまでで
本格的に使うには、やや不安定です(詳細は後述)
WordPressのローカル環境、Javaの練習等も考えられます
多様なフリーウェア、アクティベーションがない解放感
ペイント系ソフト | Pinta、Kirita、gimp |
ドロー系ソフト | Inkscape |
動画の閲覧 | VLCPlayer、SMPlayer |
動画の編集 | Openshot |
音楽ファイルの編集 | Audacity |
3Dモデリング | blender |
作曲& DTM | Rosegarden |
Linux デスクトップ、向かない用途
2Dのお絵描き
Wacomの古い板タブくらいならドライバーの追加なしで使えます
しかし液タブの場合は、メインモニターでもペンが動いて、
板タブみたいに動作していた、後述の問題が起こることもあります
絵描きに使うにはハードとドライバーごとに検証が必要そう
セキュリティの不安、メールの受信など
ブラウザーは自分でDL、解凍して、それを使えば
OSのプリインストールと別のバージョンを共存&併用できて
そのブラウザだけをそのメニューから更新できます
ファィヤーウォールは以下の方法で有効にする
Linux Mint 20 各々のアプリ、自動起動、テーマの設定
しかし無料で検出率の高いウイルススキャンが無いので
怪しいファィルのダウンロード、メールの受信は不安があります
用途とハードウェア要件
ここでの解説はBIOSモードかつHDDへのインストールだけです
起動ドライブがSSDの場合、相性問題が起きることがあります
Linux Mint 20.3 の場合、ここで紹介するアプリをすべて使う場合でも、
Core i3 第2世代 (Sandy)以降、64ビット、メモリー 4GB、HDD 35 G くらいです
(HDDは実際に使うのはアプリ込みで 15〜20 Gですが、余裕をもたせます)
今後、OSやアプリのバージョンが上がっていくことまで考えれば
Core i3 第4世代 (Haswell)以降、64ビット、メモリー 8GB、HDD 55 G は欲しいです
Blenderを使いたい場合は、以下の最小はなるべく満たしましょう
Blenderのインストール要件 url: https://www.blender.org/download/requirements/
第 2世代 (Sandy Bridge) | Intel HD Graphics 2000 | OpenGL 3.1 |
第 3世代 (Ivy Bridge) | Intel HD Graphics 2500 | OpenGL 4.0 |
第 4世代 (Haswell) | Intel HD Graphics 4600 | OpenGL 4.3 |
第 5世代 (Broadwell) | Intel HD Graphics 5500 | OpenGL 4.4 |
第 6世代 (Skylake) | Intel HD Graphics 530 | OpenGL 4.6 |
古めの広く普及したハードウェアは大抵、ドライバーが組み込まれていて、
特別な設定なく使えます
ロジクール無線キーボードMK245n、Wacomの古い板タブは使えています
ただしモニターがQHDの場合、グラボかドライバーが古いと
インストーラーの起動時や、ドライバーインストール後に起動画面が真っ暗、
ということが起きることもあるようです
FHDモニター、グラボを使わない場合、比較的新しいグラボとドライバーだと
起こらないようです
ログイン画面が 2画面を行ったり来たりするのは、Mint 20では
コントロールセンターのログイン設定でどちらかに固定できます
マザーボードのオーディオチップで稀に音が出せないものもあります
ALC4080はMint 22以降、コマンド alsaucm –version ≧ 1.2.8 で
特別な設定が必要なことがあります
3Dゲームをしたい場合
Linuxでは、DirectXではなくVulkan APIというものをインストールします
ゲームが対応していることと、Windows同様にハードのスペックが必要です
ライブラリの更新が頻繁で、すぐ古い扱いになってしまうので
合わせていくのが面倒そうで残念ながら使ってはいないです
インストールの目次
ここではPCにLinux Mintとアプリをインストールする方法を説明します
外付けUSBドライブへのインストール、WindowsとLinuxのデュアルブートと併用は
「ⅱ インストールメディアを作ってインストールする」の応用で説明します
古いWindows を消すのは、戻せなくなっていい場合でなければ、
やめた方がいいです
古いWindows はインストール後のアップデートが極めて困難です
また様々な有料ソフトのアクティベーションの解除も忘れずに
ⅰ ディストリビューションの選択、ダウンロード
ⅲ Mint 20 インターネット接続とアップデート。 18はこちら
ⅴ Mint 20 おすすめのアプリのインストール。 18はこちら
ⅵ Mint 20 各々のアプリ、自動起動、テーマの設定。 18はこちら
おすすめのLinux デストリビューション
一般に利用しやすくカスタマイズしたものをデストリビューションといいます
ここでは、自宅PCで快適なWeb ブラウジングやフリーウェアを使うのに適している、
Linux Mint Mateを使います
ゲーム用途、相応の知識が必要なプログラミングまでは解説はしていません。
バージョンは最新版より少し前のものを解説します。最新版もだいたい同じはずです
Linux をインストールするには、isoファイルをダウンロードしてDVD ディスクや
Usb メモリーに書き込んでインストールメディアを作り、それから起動します
Linux Mint Mate 20.3 Una (Ubuntu 20.04 LTSベース)のデスクトップのスクリーンショット
リポジトリのアプリがバージョンアップし、テーマとアイコンも増えました。この画面はArc-DarkコントロールとBreeze Darkアイコン
aptコマンドで追加できる「dark blood theme」の外観
Linux Mint Mate 18.3 Sylvia (Ubuntu 16.04 LTSベース)のデスクトップのスクリーンショット
サクラエディタ、geditでAAを開いた様子